認定鍼灸師になるには:2022年度以後に入会した会員
(公社)全日本鍼灸学会 教育研修部 認定委員会
担当理事 福田文彦
平素は、(公社)全日本鍼灸学会認定鍼灸師制度にご理解いただきありがとうございます。
認定制度は、1999年に開始され現在に至っています。この間、鍼灸を取り巻く環境や国民の意識は大きく変化してきました。本会では、こうした社会の変化や国民から分かりやすい制度とするために名称を「認定者」から「認定鍼灸師」と改めました。
本制度では、社会に貢献するためのプロフェッショナリズム、自らの学術研鑽と資質向上に努める姿勢、医療機関との連携、安全性の高い施術と標準的な学術水準をもった鍼灸師を本会が認定することにより国民が安心して鍼灸治療を委ねることができることを目指しています。
認定鍼灸師になるには
- 学会会員となり専攻鍼灸師(認定鍼灸師を目指す鍼灸師)に登録する。
- 学術研修を80単位以上取得する。
- 指定研修施設で3年以上かつ720時間以上の臨床研修を受ける。
- 認定鍼灸試験に合格する。
※地域に指定研修施設がない場合には、移行期間の対応がありますので認定委員会にご相談ください。
専攻鍼灸師になるには
- 専攻鍼灸師に登録して研修手帳を入手する
- 専攻鍼灸師とは、臨床研修・学術研修を受けるために認定委員会に登録した鍼灸師の名称です。
- 臨床研修・学術研修・認定鍼灸師試験を受けるためには、専攻鍼灸師登録は必須です。
- 専攻鍼灸師の登録については、学科HPなどでお知らせします。
認定制度に関するお問い合わせは、認定委員会までお願いします。 nintei@jsam.jp