「末梢性顔面神経麻痺に対する鍼灸師の意識調査 アンケート調査」ご協力のお願い

2024年2月20日

会員各位

                                                     会長 若山育郎

 

皆様ご承知のとおり、『顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年度版 』において、末梢性顔面神経麻痺の早期回復と後遺症の症状軽減に対して、鍼灸を「弱く推奨する」との推奨度が提示されました。今後はこの推奨度の意義をよく理解した上で臨床に応用していく必要があります。
 今般、新潟医療福祉大学健康鍼灸学科・学科長の粕谷大智先生から本会会員に対して意識調査アンケートの依頼がありました。本会理事会ではこのアンケートの実施を承認いたしましたので、会員の皆様の協力をお願いしたいと思います。Web上でのアンケートに何とぞご協力のほどお願いいたします。

(公社)全日本鍼灸学会
会員各位

「末梢性顔面神経麻痺に対する鍼灸師の意識調査 アンケート調査」ご協力のお願い

新潟医療福祉大学
鍼灸健康学科 粕谷大智

 昨年、顔面神経麻痺診療ガイドライン 2023 年が発刊され、その中で鍼灸の Clinical Question(CQ)
は「鍼灸は麻痺の早期回復に効果はあるのか」、「鍼灸は後遺症の症状を軽減させる効果があるのか」の2つについて両方とも“弱く推奨する”と変更されました。
今後、鍼灸の臨床・教育・研究を行うにあたり、診療ガイドラインの目的や推奨度を理解し、医療連携
の重要性や鍼灸師自身が身につけるべき評価法やセルフケアについて共通理解を得ることが必要となり
ます。
 そこで、現在、鍼灸師の先生方がどの程度顔面神経麻痺の臨床に携わり、共通の評価法やセルフケアなどを使用しているか、医療連携をどのような形で行っているかなどをアンケート調査で明らかにすることで、今後の教育や啓蒙の具体的な課題が挙がる事と考えています。
 また、同時に顔面神経麻痺専門医師にも鍼灸に関する意識調査のアンケートを行う予定です。つきましては、皆様のご協力のもとにアンケート調査を行いたく、臨床家の皆様にご協力をお願いする次第です。アンケートのご回答締め切りは 3月10日 とさせていただきます。皆様のご協力をよろしくお願
い申し上げます。
 アンケートフォームへは、下記の URL または QR コードから入れます。なお、本調査は無記名です。集計されたデータは日本顔面神経学会及び全日本鍼灸学会での発表、投稿論文以外に使用されることはありません。
 また、本調査は新潟医療福祉大による研究倫理審査で承認を受けています(承認番号 19200-240110) 。
【調査フォーム URL】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjsXWHlOrXOJxJNx9XnA3UbE0_ADCo_fGrlYQZbbn5
LRmrJA/viewform?usp=sf_link


【問い合わせ先】新潟医療福祉大学リハビリテーション学部鍼灸健康学科
調査実施代表者 粕谷 大智:daichi-kasuya@nuhw.ac.jp

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