2024.10.14
国際部長 深澤 洋滋
以下の趣旨に則り、若手研究者の海外での研究成果発表を助成します。
1.趣 旨
日本の鍼灸研究成果を海外に発信し、かつ鍼灸医学研究の交流促進を図るため、『鍼灸または東洋医学に直接関係のある学術的もしくは科学的国際学会およびシンポジウム等』または『鍼灸または東洋医学の学術的もしくは科学的発展に寄与すると考えられる国際学会およびシンポジウム等』において演題発表等を行う研究者の海外渡航費を助成します。(Web開催の場合は、登録費を助成します。)
2.助成件数および予定金額
助成は、往復の航空運賃、現地での宿泊費、学会参加費のみとし(飲食費、国内での交通費、宿泊費は含まない)、1件あたり15万円を限度として若干件を助成します。(Web開催の場合は、登録料を助成します。)また、同一学会に複数の応募があった場合は、厳正な審査の上1件に絞らせて頂きます。
3.応募資格
昭和51年以降に出生し、国際学会またはシンポジウムにおいて鍼灸に関する研究発表を予定し、かつ以下のいずれかに該当する者とします。
(1) 全日本鍼灸学会会員
(2) 国内の研究機関・教育機関・臨床施設に所属する者
(3) その他当学会が適切と認める者
但し、2025年4月1日から2026年3月31日の間に出発できるものに限ります。
4.対象学会
公募対象とする学会、シンポジウムは本事業の趣旨に沿った学会で、当学会海外研究発表助成選考委員会が認めたものとします。
5.応募締切日
応募は前期と後期の2期に分けて公募します。各期の応募締め切りは以下とします。
(1) 前期応募締切日 2024年12月20日(金)(2025年春開催の学会の場合)
(2) 後期応募締切日 2025年 6月30日(月) (2025秋開催の学会の場合)
6.応募方法
当学会ホームページに掲載する所定の応募用紙をダウンロードし、Microsoft Wordにて必要事項を記入し、本要領最後に記載のある国際部アドレス宛にeメールに添付し応募してください。eメールの件名は、「JSAM海外発表助成応募」とし、その後に「応募者氏名」を入れてください。【例:JSAM海外発表助成応募(鍼灸太郎)】
【応募用紙】
7.審査方法
当学会海外研究発表助成選考委員会において審査選考し、採否を決定します。
8. 採否の通知
(1) 前期の助成決定者は、2025年1月末日までに、氏名を当学会ホームページ上に掲載します。
(2) 後期の助成決定者は、2025年7月末日までに、氏名を当学会ホームページ上に掲載します。
9.発表予定論文受理の確認
発表予定論文が受理された文書が送られてきた時点でそのコピー、あるいはeメールを学会国際部に提出して下さい。提出がない場合、あるいは受理されなかった場合は助成が無効になります。
10.発 表
発表時には、全日本鍼灸学会海外研究発表助成を受けた旨を口演スライドまたはポスターに必ず記載して下さい。
11.助成金の交付
(1) 派遣学会への参加後、参加証明書類を国際部担当者宛にご送付下さい。
(2) 国際部にて参加証明書類が確認でき次第、経費の額に応じた金額を助成決定者の口座に振り込みます。
12.助成金の使途
渡航費、現地での宿泊費、学会参加費(Web登録費)のみとします。
13.派遣学会の報告
(1)帰国後1か月以内に、派遣学会についての報告書(特別講演、一般口演、ポスター発表等で興味深かったもの等をまとめ)を学会国際部までeメール添付にて提出して下さい。執筆については、以下執筆要項および過去の学会誌国際学術交流を参考にして下さい。
《執筆要項》
〈国際学会参加の場合〉
日本語抄録500字以内、英文抄録300 words以内、本文5000字~7000字、写真等の図
〈Web開催の場合〉
自身の発表内容に加え、興味を持った2演題の報告、日本語抄録450字以内、英語抄録250 words以内、本文3000〜4000字程度
(2)派遣助成金の使途内訳(領収書を添付)を書式に従って提出してください。
【応募用紙】
応募用紙提出先および連絡先
公益社団法人 全日本鍼灸学会 国際部
〒102-0074 東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷 302号室
電話 03-6272-3960 Fax 03-6272-3961 E-mail: kokusai@jsam.jp